Aki's Diary

日々の生活で思ったことなど

日々の情景

この前のお昼時のこと。

いつも行く料理屋で,おばちゃんから,
「なんか今日はいい顔してるわね!」
と言われた。

驚愕した。

ここ数か月,事務所を辞めるかどうかで悩みに悩んで,胃がキリキリする日々を過ごしていて,その日はまさに気分最悪な状態だった。
いい顔なんてしている筈がない。

自分「え…,ホントですか?実は今,まさに最悪な気分だったんですが…。あ,もちろん料理は美味しかったですよ。」
おばちゃん「あら,そうなの?全然分からなかったわ。ごめんなさいね。」
自分「いえ…。ご馳走さまでした。今日も美味しかったです。それじゃ急ぎますので…。」
おばちゃん「あんまり思いつめないでね。まだ若いんだから,無理しないでね。」

こうして,おばちゃんに少し元気をもらって,足早に期日へ向かうのであった…。

*****

思えば,受験生の頃もこんなことがあったっけ。

択一上位1%,論文上位70%で司法試験に落っこちて,傷心癒えない10月下旬頃,

先生「お!元気そうだな!他の人も君みたいに直ぐ立ち直ってくれれば良いんだけどな!」
自分「え…,今まさにドン底で,立ち直るスタートラインにも立ててないんですが…。でも,ありがとうございます。次も頑張ってみます。」
先生「うん!その意気だ!」
自分「それじゃ答練に遅れますので…。」

こうして,逆に先生から元気をもらい,なにかのコントみたいなやりとりをしたのであった…。

*****

「『北沢くん,北沢くんったら』
 廊下で,宮坂先生に呼び止められた。すれ違ったのに気がつかなかったらしい。
『どうしたの?北沢くん』
 先生はぼくの顔を見つめて,びっくりしたように言った。
『どうしたって,何か変ですか』
『変ってことはないけど,すごく元気で,明るい顔してるじゃないの』
 ぼくの方がびっくりした。明るい顔をしているわけがない。朝から直美は意識を失っていた。徹也は病院に残り,ぼくは学校に来た。直美とのつきあいのふるさを思えば,あいつにはその権利があると思ったからだ。
 それでもいたたまれない気分になったので,午後の授業は早退するつもりで,廊下を急いでいた。急いでいたから,元気そうに見えたのかもしれない。」

*****

結論

急いでいると元気そうに見える。